今年の9月の下旬くらいから、
とある天体の話がニュースで紹介されていましたが、
皆様覚えていらっしゃるでしょうか。
その名前を「紫金山・アトラス彗星」といいます。
この彗星は、太陽系の外側にあるオールトの雲と呼ばれる
氷を含む小さな天体の集まりの中からやってきた、
長周期彗星です。
長周期というだけあって、
8万年という本当に長い周期で太陽系に近づいていました。
私の住んでいる場所は、当日を含めて前後数日は雲が多かったため、
まったく見ることができませんでした。
雲に覆われた空を眺めながら、
「これを逃したら、私たちがこの彗星を二度と見ることはできません」
と、紹介されていたアナウンサーの声が、
頭の中で響いていたのを覚えています。
肉眼で直接見ることは叶いませんでしたが、
動画共有サイトをはじめ、
様々な媒体で、その全貌を見ることはできました。
日本では、”日本から見える場所”の話題で持ちきりでしたが、
実は全世界で見ることができたようです。
イタリアでは、城址と黄昏の空に輝く彗星が見られ、
アメリカでは、ネバダ州にあるレッドロックキャニオンと
彗星という組み合わせが見られ、
ハワイでは夜明けに、マウナケア山の上に輝く彗星が見られたそうです。