今年、東京では、猛暑日を記録した日が
過去最多となる16日(8月末時点)を記録しました。
気温だけでなく、大雨による被害や、
水難事故に関するニュースが増えるのも、
この時期ならではのことではないでしょうか。
2022年の水難事故に関する統計はまだでていませんが、
2021年のデータをもとに、
水辺での事故について考えてみようと思います。
参考資料は、
警察庁の生活安全局生活安全企画課がまとめた
「令和3年における水難の概況」です。
2021年における全国での水難事故の発生件数は1,395件、
水難者は1,625人でした。
なかでも死亡や行方不明となってしまう事故に関しては、
魚とりや釣りの際に発生することが多く、
水遊びの約3倍、水泳の約5倍もの件数となっています。
資料では、防止対策が打ち出されていますが、
水辺に行く際に確認してから出かけるという方は
いないかもしれません。
掲載されている防止策の内容にもありますが、
まずは、「ライフジャケットの活用」ではなく
「ライフジャケット着用の義務」だと思います。
事故発生のニュースが流れるたび、
「くれぐれもお気をつけ下さい」
という言葉は耳にしますが、
具体的な行動や注意項目も、
都度コメントしてほしいなと思います。