3月3日のひな祭りに、必ずといっていいほど耳にする曲があります。
タイトルを「うれしいひなまつり」といいます。
歌いだしは、「灯りをつけましょ ぼんぼりに」です。
1番の歌詞ははっきりと覚えているという方は多いと思いますが、
2番から4番の歌詞まで覚えているという方は、
どのくらいいらっしゃるでしょうか。
思い出した歌詞と歌詞検索サイトを照らしあわせてみたら、
3番の歌いだし部分までしかあっていませんでした。
ちなみに2番以降の歌詞は、
「お内裏様にお雛様 二人並んですまし顔
お嫁にいらした姉さまに よく似た官女の白い顔
金の屏風に映る灯を かすかに揺する春の風
少し白酒召されたか 赤いお顔の右大臣
着物をきかえて帯締めて 今日は私も晴れ姿
春の弥生のこの良き日 何よりうれしい雛祭り」です。
実は、日本の童謡や唱歌には「ひなまつり」という歌が他にもあるのです。
文部省編纂、尋常小学校歌の、
「お行儀正しい内裏さま」からはじまる「雛祭」。
林柳波作詞、本居長世作曲の、
「赤いもうせん しきつめて」からはじまる「雛祭り」。
永井花水作詞、藤井清水作曲の、
「今日は楽しい雛祭り」からはじまる「雛祭り」。
なお、上記の歌は、動画共有サイトで視聴することができます。