先月2月に開催された
北京オリンピックの感動はもちろん、
2021年に開催された東京オリンピックの感動さえも、
つい最近のように感じます。
競泳選手の水着といえば、
身体のラインにフィットしているのが最大の特徴ですよね。
北京オリンピックでは、
スキージャンプの選手たちの多くが、
スーツの規定違反による失格となりました。
こうした話題を受けて、
スーツを着用する種目における、
スーツの規定というのがどういうものなのか
調べてみたという方も多いと思います。
ちなみに、競泳水着の規定が厳しく定められたのは、
2000年代初めに「高速水着」が登場し、
世界記録が連発したからだとされています。
その後、2009年に定められた規定内容は、
男子の水着の形状は、へそ下から膝までとなりました。
女子は、肩から膝までで、
首と肩を露出させることとなっています。
素材は技術規定を満たした繊維のみを使用し、
ブラカップなどのインナーの着用は認められていません。
また、身体にテーピングを施したうえでの着用も
認められていません。
競技で着用できる水着は、
国際水泳連盟(FINA)の承認が得られたもののみで、
専門の科学チームによってテストが行われるそうです。