水着についての記事を多く書いてきましたが、
水着に使われる繊維については、
あまり触れてきてなかったかな……と思ったので、調べてみました。
ほとんどの水着は、
ポリエステルとポリウレタンという
繊維を編んだもので作られているそうです。
なかには、ナイロンとポリウレタンという
組み合わせのものもあるようです。
どちらにも共通して使用されている
ポリウレタンですが、
これは、1937年にドイツのI.G社が開発した重合体の総称です。
その後、1959年にデュポン社が、
ポリウレタン弾性繊維を「ライクラ」の名称で発売し、
スポーツウェアや自動車シートなどに
使われるようになると、
一気に世界に広がりました。
この繊維は、アメリカではスパンデックスという
一般名称で呼ばれていますが、
国や企業によって異なる名前がつけられていたりします。
LYCRA(ライクラ,LY)、elastin(エラスタン,EA)、
Polyurethane(ポリウレタン,PU)は、すべて同じものです。
その他、あまりメジャーではないかもしれませんが、
綿100%の水着も販売されています。
綿は洗った後の乾燥時に縮む特性があるため、
サイズには余裕を持たせた方がよいとされています。