水着に関心のある方であれば、
7月5日が「ビキニの日」であることは
既にご存知のことと思います。
1946年に発表された、
「世界で一番小さい水着」の話を
聞いたことがあるという方もいらっしゃるでしょう。
現在も水着のカテゴリーの一つとして知られている、
「ビキニ」が、この時発表された水着です。
実は、まったく同じ時期にもう一つ、
「世界で一番小さい水着」が発表されていたことは
あまり知られていないように思います。
ビキニの発表よりも前に、
その水着は「アトム(分子)」という名前で発表されています。
ちなみに、水着のデザイナーは両方とも、
飛行機を飛ばし、飛行機雲を使って
自らの水着の発表を宣伝しています。
どちらの水着がより世の中に浸透したのかは、
現在の水着をみれば明らかです。
しかし、当時は肌の露出が激しい水着を受け入れる国は少なく、
アメリカのロサンゼルスタイムズでは、
水着に対して辛口の評価をする
水着メーカーのコメントが掲載されました。
しかし、一説には、
露出の多い衣服・水着は、
ローマ時代から存在していたともいわれ、
ヴィラ・ロマーナ・デル・カサーレから見つかった、
モザイク画には、ビキニを着用している
女性たちの姿が描かれています。