メールやSNSの普及と利用率が高まったことにより、
郵便という手段を利用する人が減っていると聞きます。
それだけならまだしも、
昨年の12月18日に、総務省より郵便料金を値上げするという
発表がありました。
2024年1月時点において63円のはがきは、
2024年秋以降85円になります。
私の手元には、郵便番号が5桁だった頃の
はがきが残っているのですが、
印刷されている切手の価格は41円です。
値上げ忘備録サイトによると、
はがきが41円だったのは1989年から1994年までです。
そして、1994年から2014年までは、50円となりました。
その後は2~3年ごとに価格が上がり、
2014年より52円、2017年には62円、
2019年には63円となり、この秋以降85円となります。
物価高騰や人件費捻出のための対策としていますが、
これを機に郵便手段を利用しなくなる人が
さらに増えてしまうのでは、と心配でなりません。
というのも、昨年末、
来年以降年始の挨拶として年賀状を送ることを控える、
といった内容のメールを受け取り、
これも時代の流れかなとしみじみ思うことがあったからです。
歴史ある習慣だからこそ、
残って欲しいとも思います。
この度発生した令和6年能登半島地震において
被災した皆さまへ
一日でも早い復興をお祈りいたします。