「日本で一番暑かったのは…」というフレーズで、
その日の最高気温を記録した地が紹介されるようになりました。
降水量、発雷確率、紫外線量も気になりますが、
最も気をつけなければならないのが、
熱中症警戒アラートです。
熱中症になるとどのような症状が出るのか、
改めて調べてみましたので、参考にしていただければ幸いです。
熱中症とは、気温や湿度などの環境によって引き起こされる
身体の不調と定義されています。
症状として見られるのは、
頭痛、めまい、倦怠感(だるさ)、吐き気、けいれんです。
意識がはっきりしている場合は、
涼しい場所に移動した後、
ミネラルと水分を同時に摂取できる経口補水液などを飲みながら
安静に過ごします。
意識がもうろうとしている、嘔吐しているといった場合は、
すぐに救急車を呼びましょう。
車輛が到着するまでの間、患者を涼しい場所へ運び、
太い血管のある首やわきの下、足の付け根などを冷やします。
氷のうは、肌に直接当てても良いですが、
保冷剤は、ハンカチなどに包んで使用します。
これは、保冷剤による凍傷を防ぐために行うものです。
重度の熱中症は、後遺症が残る場合があるといいます。
適切な対処法を覚えておいて、損はないと思います。