今年は、9月23日が秋分の日です。
8月23日から9月7日までは、
二十四節季の処暑となり、
夏の終わりが感じられる頃とされています。
また、残暑という言葉を使って、
気温が高いことを表現できるのは、
立秋から秋分までの間だけです。
立秋は8月7日・8日頃、
秋分は9月22日・23日頃にあたることが多いです。
お盆を過ぎたら、親族宛てに
残暑見舞いを出していた記憶がありますが、
何時からか、ハガキを出すこともしなくなってしまいました。
これは、「季節の挨拶」も同様かもしれません。
挨拶状などで例文を検索する機会が訪れるたび
風流な季節の言葉と、現実とのギャップが
大きくなってきているように感じています。
9月の挨拶文には
「萩の花が風にゆれる頃」や、
「秋刀魚が美味しい季節となりました」
といった文面があるのですが、
近年身近にあるようでないものが増えたなぁ、と思うのです。
ちなみに、都内で萩の花が見られる場所は、
向島百花園(墨田区)、殿ヶ谷戸庭園(国分寺市)、
蘆花恒春園(世田谷区)、神代植物公園(調布市)、
府中市郷土の森博物館(府中市)、
龍眼寺(江東区)などがあります。
いずれもトンネル栽培なので、
撮影スポットとしてもお勧めです。