今年のカレンダーも、かなり薄くなってきました。
月間カレンダーでは、後ろの壁の色が透けて見えることもありますね。
例年であれば、紅葉の景色や初雪の知らせなど、
季節を感じる話題が多い11月ですが、
今年は熊のニュースを聞かない日はないほどに、
被害件数が増えています。
どんぐりが豊作だった次の年は、凶作になるそうですが、
その度合いが尋常ではないようです。
山間の民家の庭に柿の木が植えられているというのは、
日本の心象風景といっても過言ではないように思いますが、
今年はその柿の木が原因で被害にあっている方々がいます。
被害にあわないための対策などが報じられていますが、
高齢者ばかりの集落にあって、
柿の実を早々に取ってしまうという方法は、
現実的ではないと思います。
エサ不足に悩む熊と、温暖な冬がセットになってしまうと、
冬眠をしなくなるのではないかと思うのですが、
どうなのでしょうか。
ほかにも、暑さが原因で植物のホルモンバランスが崩れ、
開花してしまう桜が増えているというニュースも聞きます。
開花のタイミングがずれた桜は、
来年の春に咲くことができないそうです。
満開の桜という光景が見られなくなる可能性がある現象なので、
こちらも心配です。